健康保険料着服10億円

昨日、健康保険料10億円を着服という事件が明るみに出ました。
保険料の出し入れを逮捕された元主任に任せきりにし、当人が自主申告するまでわからなかったそうです。

この事件を聞いてふと思いました。
一般企業以上に公益法人などのほうが「内部統制」が必要じゃないのか？？？
普通、会社のお金の出し入れには内部統制が働くはずですよね。そして現在その内部統制がちゃんと働いているかどうかを経営者がチェックしなければならないとされています。
ならば、今回のような公益法人などのほうがよほど内部統制が必要とされるのではないでしょうか。
今回の事件で言えば預かっているお金は市民の健康保険料、主任に出し入れを任せきりにしていた組織の内部統制のなさにあきれてしまいます。
J-Sox法を拡大し、こうした公益法人にも適用すべきではないでしょうか。当然、最近いろいろと問題とされる社会保険（年金）もそのうちの１つです。公官庁も内部統制の対象とすべきではないかと思います。

本当に必要なところに内部統制が適用されていない、そうした事実を明らかにした事件だと思います。

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