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「ホワイトカラーの生産性を飛躍的に高めるマネジメント」 [自己研鑽]

以前紹介した「ホワイトカラーの生産性を飛躍的に高めるマネジメント」、再度読み直しもう少しちゃんと紹介したいと思います。
ホワイトカラー従事者は付加価値のある作業をしていかないと生き残れないといわれてきています。
実際、付加価値のない作業というのは派遣社員・契約社員に任せる、アウトソーシングするなどして効率化を図る企業が多くなっていると思います。
ではホワイトカラー従事者はどのように付加価値の高い作業をすればよいのでしょうか?それがこの本で紹介されている内容です。
なんでもいいから自分の作業をがんばる、だけでは一向に付加価値の高い作業はできません。
作業はT型(Target Time型業務)とS型(Standard Time型業務)に分けることができます。この2種のうちT型業務が付加価値を生む作業であり、S型は定形業務などで”カイゼン”の対象であったり、作業そのものを削除(効率化)してもよいものとなります。
一般的にS型の作業が非正社員やアウトソーシングの対象になります。
さらにT型業務でも内容(プロセス)をよく分析するとT型のものとS型のものが混在しています。より生産性を高めるためにはS型のものは”カイゼン”、効率化しT型業務の比重を高くすることで生産性を高めます。

こうした生産性を高めることは一般的な社内管理業務はもちろん、知識集約型の業務(ソフトウェア開発など)にも十分通じるものがあります。


より生産性を高めたいという方はぜひこの本からその方法を学び取ってください。そして組織に広めていきましょう。
個人の努力を待っていられない、という方は著者の会社が生産性向上のコンサルティングを行っていますので、そちらにお願いすると良いでしょう(この本で紹介されている用語の多くはその会社の登録商標となっています)。

前回読んだことを踏まえ再度読み直して内容がかなり理解できて来ました。私も今後この本の内容をうまく活用していきたいと思っています。

「ホワイトカラーの生産性を飛躍的に高めるマネジメント」

一般的な企業のホワイトカラー、つまり営業・企画・管理部門などを対象としたホワイトカラー職の生産性向上を目指す本です。技術系ホワイトカラー(ソフトウェア開発など)にもある程度適用できると思います。
ブルーカラーの生産性はこれまで徹底的に行われてきましたが、ホワイトカラー部門はあまり取り組まれていない。これからの生産性向上はこうしたホワイトカラー部門の生産性向上にかかっていると考えられます。そうしたことから著者はHPT(Human Performance Technology)(R)を開発しました。その評価もROIをホワイトカラーに応用したW-ROI(TM)といった指標で行います。
 私たちが属しているソフトウェア開発でどこまで適用できるかは未知数ですが、参考にはなると思っています。



ホワイトカラーの生産性を飛躍的に高めるマネジメント―HPTの実践マニュアル

ホワイトカラーの生産性を飛躍的に高めるマネジメント―HPTの実践マニュアル

  • 作者: 坂本 裕司
  • 出版社/メーカー: 産業能率大学出版部
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本



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