次の一手は”戦略的アジリティ”

SAPはERPのその先の姿として”戦略的アジリティ”を掲げてきました。

後出しじゃんけんぽいですが、私も似たようなことを考えていました。
企業の戦略立案から実行までを支援し、それを実行する環境を整備する。
さらに実行した結果をモニタリングしてまた次の戦略へと活用していく。
この環境が整うことで戦略立案、実行、モニタリングが”迅速”に行われていく。
BPMを戦略レベルまで拡大したものですが、業務系ソフトウェアの近未来像はこうしたものだと思っていました。

SAPはこの”戦略的アジリティ”を次の目標に定めました。
ビジネスそのものの実行環境およびモニタ環境はすでに整っています。あとは上位の戦略部分のみ。
製品が整備され、必要なものは買収で手に入れているのであとは考えを実現するのみ。圧倒的に有利な状況ですね。

なんかやられたな～、というのが率直な感想です。

タグ：SAP 戦略的アジリティ ERP