「勝者のシステム 敗者のシステム こうすればできる IT投資の適正化」 [提案・要件開発]
勝者のシステム 敗者のシステムを分ける根本原因は何か。それは情報システム部の”思い”です。
中・長期ビジョンを持ってシステムを構築しているのか、それともその場その場の対策だけで乗り切ってきてしまったのか、それが勝者・敗者を分ける部分です。
そうしたことからこの本ではターゲットを情報システム部門の担当者・管理者・CIOとしています。
しかしこれだけの内容を顧客情報システム部門にしっかり握られたら私たちSIerは結構大変かも。
どこまで理解していて、どこが自分たちが提案できる部分なのか理解するうえでもSIerにもこの本は必要かもしれません。
例えば、SIerが海外発注をしますが、その方針について発注側から問われたりします。
単に単価を下げるため、などと答えてしまうと「技術の空洞化はないのか、海外発注部分はブラックボックスにならないのか」など受注側の技術力を問われる質問を受けてしまいます。受注側としては技術の空洞化を防ぎつつ、戦略的に海外発注をしていることをしっかりと説明しなければなりません。
しかし、情報システム部門・SIerがこの本の内容のレベルで話ができるのなら、最適化という面でも有益な議論ができるのではないかと想像します。ちょっと難しいかもしれませんが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
中・長期ビジョンを持ってシステムを構築しているのか、それともその場その場の対策だけで乗り切ってきてしまったのか、それが勝者・敗者を分ける部分です。
そうしたことからこの本ではターゲットを情報システム部門の担当者・管理者・CIOとしています。
しかしこれだけの内容を顧客情報システム部門にしっかり握られたら私たちSIerは結構大変かも。
どこまで理解していて、どこが自分たちが提案できる部分なのか理解するうえでもSIerにもこの本は必要かもしれません。
例えば、SIerが海外発注をしますが、その方針について発注側から問われたりします。
単に単価を下げるため、などと答えてしまうと「技術の空洞化はないのか、海外発注部分はブラックボックスにならないのか」など受注側の技術力を問われる質問を受けてしまいます。受注側としては技術の空洞化を防ぎつつ、戦略的に海外発注をしていることをしっかりと説明しなければなりません。
しかし、情報システム部門・SIerがこの本の内容のレベルで話ができるのなら、最適化という面でも有益な議論ができるのではないかと想像します。ちょっと難しいかもしれませんが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
勝者のシステム 敗者のシステム こうすればできる IT投資の適正化
- 作者: 坂口 英弘
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 単行本
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