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個人情報再漏洩の男、著作権侵害で逮捕 [雑感]

昨年発生した神奈川県立高校の個人情報漏洩事件。2次被害を拡大させた男が『著作権法違反』で逮捕。

そう、個人情報漏洩に関する罪はないのです。今回は日本IBMが著作権を保有する注意説明書を勝手に配布したとして著作権侵害で逮捕。別件逮捕もいいところ、という感じですがこれしか手段がないのが現状なようです。


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神奈川県立高校生徒の個人情報漏洩、漏洩が拡大
以前発生した神奈川県立高校生徒の個人情報漏洩事故、日本IBMの監視によるとWinnyネットワークに新たに11万人分のデータが漏洩していることが判明。

いったんはShareネットワーク上に2000人分の個人情報と思われていましたが、Winnyネットワークにも流れてしまったようです。

引き続きデータの削除を行っていくようです。やっぱり完全な削除は難しいのでしょうね・・・。



個人情報漏洩事故、日本IBMが経路特定
先日の個人情報漏洩事故について日本IBMは漏洩経路を特定。
さらに日本IBMは漏洩した情報の削除にも技術的に目処をつけ、実施準備に入っているそうです。

さすがは日本IBM。経路特定だけではなく、削除の技術的目処をつけるとは・・・。おそらくIBMのプライドがここまでさせるのですね。この対応、そして技術力が日本IBMの信頼性を高めているともいえます。

いままでWinny系で流出した情報の削除は困難と言われていましたが、Shareだとそれができるのかな???
仮に削除したとしても、別のメディアにコピーとかしていれば完全に無くすことは困難なのでしょうけど、少なくともShare内のデータを削除するだけでもかなりの違いがあると思います。

IBMはほんとにすごい企業なんだな~とあらためて感じました。


神奈川県立高校生徒の個人情報漏洩
NHKニュースより。
一昨年の神奈川県立高校全生徒の個人情報漏洩した模様です。
流出したデータは授業料引き落としのためのもの。システム開発を受託した日本IBMの下請け業者(の担当者)からWinnyを通じて漏洩したとのこと。

所属する会社では個人情報の取り扱いが厳しくなって以来、個人情報そのものを顧客から受け取ることはまずなくなりましたし、受け取ったとして厳重な取り扱いをするようになっています。なので今回の流出が日本IBMの下請け会社ということだったので非常に驚きました。実際の漏洩が下請けからだったとしても、元請の日本IBMがこんな失敗をするなんて・・・・。

日本IBMでさえこのような失敗をするのですから、自分たちも完全ではないともっと注意を払わなければ。
個人情報を漏洩しない、漏洩せない、漏洩しても読み取れない(暗号化)といった根本的な対策はなにかないものですかね。
(それができたらビジネスになるか)



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