Cloudforce2 tour Tokyo [SaaS&Cloud]
今日はSalesforce.comのセミナー『Cloudforce2 tour Tokyo』に行ってまいりました。
今回のテーマはずばり「chatter」。エンタープライズコラボレーションです。
chatterだけで見れば見た目とおおよその機能はFacebookに良く似ています。Facebookを企業内(エンタープライズ)向けにしたものがchatterといっても良いかもしれません。
ただ、chatterで「これはなかなか!!」と思ったのがフォローする対象がユーザやグループだけではなく、ドキュメントやアプリケーション、そしてSFDCの顧客情報も指定できること。
これでどういったことができるかというと
1.例えば「XXX製品価格表」をフォロー
このドキュメントに関するメッセージ(コメント)を書き込むことが可能。
もちろんこうしたコメントがchatter上で表示される
文書改訂などの内容をメッセージとして書き込めばフォローしている人がそれを知ることができる
2.サービスをフォロー
サービスの停止やアップグレード情報を書き込めば、フォローしている人がそれを知ることができる
簡易な障害連絡も可能
3.SFDCの顧客をフォロー
その顧客に関与しているステークホルダー間のコメントやりとりが簡単に
途中で重要な問題が発生している場合は「エスカレーション」機能で自動的に関与者を増やすことができる
それまでのやりとりがすべて見えるため、途中から関与した人もどういったやり取りが行われたのかわかる
といった感じの使い方が可能になります。
chatterは今までのSalesforce.com/Force.comに完全に統合されているため、情報がシームレスに扱えます。
(もちろんchatter APIも公開されるそうです)
Twitterをやっていた時は感じませんでしたが、こうしてエンタープライズのユースケースを見せられると
以前のコラボレーション
解決策のみを共有するイメージ (例えばドキュメント検索・共有)
これからのコラボレーション
解決過程と解決策の両方を共有するイメージ (上記の顧客フォローのような形)
と変化しているんだなーと感じました。
発表された当初は「なんでソーシャル機能を取り込むの??」と思っていましたが、今日の内容で必要性がほんとうによくわかりました。chatter、かなりいいです。
ちなみに、Salesforce.comのAppExchangeもだいぶ良くなったようです。従来はアプリケーションマーケットでしたが、新規にサービスマーケットも追加されています。SFDCのインテグレートを行うパートナー企業が掲載されており、認定技術者数や今までの実績数などが登録され、内容を比較検討することもできるようです。
サービスマーケットはまだ登録数は少ないですがすでに日本語版もAppExchange2としてサービス開始されています。従来のアプリケーションマーケットも欲しいアプリが探しやすくなっているようです。また、chatter APIを使ったアプリもいくつか登録されている模様。
なお、chatterの正式リリースは2010年夏。現在はβ版としてユーザを限定して運用しているとのこと。近日中にβユーザ数を増やすようなので「すぐに使ってみたい」という企業の方は、Salesforce.comにご相談ください。
ここから思考がかなり飛ぶのですが、chatterのようなものはソフトウェア開発シーンでもかなり役立つだろうな~と思います。Issue Trackingにchatterのような機能を取り込み、ドキュメントやソースコードもすべてリンク、共有できるようなイメージになると検討の途中経過がわかってよいのかもしれない、、、作ったら面白いかな~なんて。
今回のテーマはずばり「chatter」。エンタープライズコラボレーションです。
chatterだけで見れば見た目とおおよその機能はFacebookに良く似ています。Facebookを企業内(エンタープライズ)向けにしたものがchatterといっても良いかもしれません。
ただ、chatterで「これはなかなか!!」と思ったのがフォローする対象がユーザやグループだけではなく、ドキュメントやアプリケーション、そしてSFDCの顧客情報も指定できること。
これでどういったことができるかというと
1.例えば「XXX製品価格表」をフォロー
このドキュメントに関するメッセージ(コメント)を書き込むことが可能。
もちろんこうしたコメントがchatter上で表示される
文書改訂などの内容をメッセージとして書き込めばフォローしている人がそれを知ることができる
2.サービスをフォロー
サービスの停止やアップグレード情報を書き込めば、フォローしている人がそれを知ることができる
簡易な障害連絡も可能
3.SFDCの顧客をフォロー
その顧客に関与しているステークホルダー間のコメントやりとりが簡単に
途中で重要な問題が発生している場合は「エスカレーション」機能で自動的に関与者を増やすことができる
それまでのやりとりがすべて見えるため、途中から関与した人もどういったやり取りが行われたのかわかる
といった感じの使い方が可能になります。
chatterは今までのSalesforce.com/Force.comに完全に統合されているため、情報がシームレスに扱えます。
(もちろんchatter APIも公開されるそうです)
Twitterをやっていた時は感じませんでしたが、こうしてエンタープライズのユースケースを見せられると
以前のコラボレーション
解決策のみを共有するイメージ (例えばドキュメント検索・共有)
これからのコラボレーション
解決過程と解決策の両方を共有するイメージ (上記の顧客フォローのような形)
と変化しているんだなーと感じました。
発表された当初は「なんでソーシャル機能を取り込むの??」と思っていましたが、今日の内容で必要性がほんとうによくわかりました。chatter、かなりいいです。
ちなみに、Salesforce.comのAppExchangeもだいぶ良くなったようです。従来はアプリケーションマーケットでしたが、新規にサービスマーケットも追加されています。SFDCのインテグレートを行うパートナー企業が掲載されており、認定技術者数や今までの実績数などが登録され、内容を比較検討することもできるようです。
サービスマーケットはまだ登録数は少ないですがすでに日本語版もAppExchange2としてサービス開始されています。従来のアプリケーションマーケットも欲しいアプリが探しやすくなっているようです。また、chatter APIを使ったアプリもいくつか登録されている模様。
なお、chatterの正式リリースは2010年夏。現在はβ版としてユーザを限定して運用しているとのこと。近日中にβユーザ数を増やすようなので「すぐに使ってみたい」という企業の方は、Salesforce.comにご相談ください。
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- 作者: 株式会社ウフル
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 単行本
ここから思考がかなり飛ぶのですが、chatterのようなものはソフトウェア開発シーンでもかなり役立つだろうな~と思います。Issue Trackingにchatterのような機能を取り込み、ドキュメントやソースコードもすべてリンク、共有できるようなイメージになると検討の途中経過がわかってよいのかもしれない、、、作ったら面白いかな~なんて。
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