内部統制対応間近、対応に着手はしているけど・・・

トーマツの調査によると99%の企業が内部統制対応に着手済みとのこと。

しかし対応を終了したという企業はごくわずか、半数があと一歩、そして残り半数がまだ途上といった感じです。
先日のJIPDECの調査でも対応状況は半数以下ということでしたので、ほぼ一致しているのではないでしょうか。

100%IT化する必要はなく、既存の内規などで対応OKとなるケースもあるはずなのですが、日本文化の「暗黙の了解」がおそらく今回は弊害になっているのでしょうね。初年度は監査が大変そうです・・・。
内部統制もスモールスタートで次第に自動化、自律化していけばよいのではないかと思います。

私たちビジネスインテグレータ、IT企業にとってはまだまだビジネスチャンスがあるということのようですね。
（自社の内部統制対応ができていないとお話になりませんけどね）

J-Sox法対応状況は半数以下
JIPDECによる調査の結果、J-Sox法の対応状況は「半数が目処たたず」といった状態。

IT企業にJ-Sox法対応を依頼しても進みませんよね。最低限ビジネスインテグレータレベルでないと・・・。経験のあるIT企業（ビジネスインテグレータ）ならばさまざまな提案をしてくれると思うのですが。
ここまできたらやるべきところ後回しでもいいところを選別して、進めるのがいいと思うのですけどみなさんどうされるのでしょうか。

IT企業の一員としてこんな状況を見逃しておけない（ビジネスチャンスとかではなく、IT企業もちゃんと提案しようよって感覚のほうが強いです）。いろいろ問題はあるのでしょうけれど、とにかく４月には多くの企業が内部統制下（J-Sox法対応下）に入ります。年度末までには解決すべきは解決し、残すべきは残すといった経営判断が必要になってくるでしょう。対応が早ければそれだけ解決も早くなるので、適切な業者に相談することをおすすめいたします。

タグ：内部統制 J-Sox