「IT業界のための『工事進行基準』完全ガイド」 [プロジェクト管理]
もう何度もITシステムの工事進行基準の適用は取り上げてきているので大体お分かりになっているのではないかと思いますが、まとめた本が出版されています。
あらためて読むと・・・、分かりやすい本です。分かりやすいがゆえに、”工事進行基準がプロセス改善を妨げるかも”とか”アジャイル的な開発にはどうやって対応していこうか”とか新しいことへの対応が大変そうだというのがあらためてわかります。
ITシステムの要件がなかなか決まらないのはもう当たり前の世界です。しかも長期にわたるプロジェクトで要件が変更ないなんてありえません。そんなところに工事進行基準を適用するとITベンダーとしては”要件変更は面倒”という意識が芽生えるのではないかと心配になります。これだけ市場の変化が激しい時代ですので積極的に要件を変化させられる企業が生き残れるはず。
ITベンダーでもそれは同じだと思います。変更に対する拒絶反応が生まれないよう、そしてアジャイルなプロジェクト管理ができるような体制・仕組みをつくらないとという思いは強くなります。
工事進行基準なんかでせっかく進歩してきたものを止められてたまるか!!ますますそう思う今日この頃です。
あらためて読むと・・・、分かりやすい本です。分かりやすいがゆえに、”工事進行基準がプロセス改善を妨げるかも”とか”アジャイル的な開発にはどうやって対応していこうか”とか新しいことへの対応が大変そうだというのがあらためてわかります。
ITシステムの要件がなかなか決まらないのはもう当たり前の世界です。しかも長期にわたるプロジェクトで要件が変更ないなんてありえません。そんなところに工事進行基準を適用するとITベンダーとしては”要件変更は面倒”という意識が芽生えるのではないかと心配になります。これだけ市場の変化が激しい時代ですので積極的に要件を変化させられる企業が生き残れるはず。
ITベンダーでもそれは同じだと思います。変更に対する拒絶反応が生まれないよう、そしてアジャイルなプロジェクト管理ができるような体制・仕組みをつくらないとという思いは強くなります。
工事進行基準なんかでせっかく進歩してきたものを止められてたまるか!!ますますそう思う今日この頃です。
IT業界のための『工事進行基準』完全ガイド 基礎と事例と18の特効薬
- 作者:
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「プロジェクト・マネジャーの人間術」 [プロジェクト管理]
プロジェクトマネージャの仕事は8割はコミュニケーションと言われます。しかし、世の中で出版されている書籍の多くが残り2割のスコープ管理など実際の成果物管理などに関するものではないでしょうか?
本書ではずばりPMの仕事の8割の部分に焦点をあてています。その他の2割にはノータッチといってもいいでしょう。
結局はプロジェクトを進めるのは人間。そこには個々のモチベーションであったりコンフリクトであったりといった問題が生じます。それを解決していくにはどうすればよいか。そのためにPMには
・リーダー
・マネージャ、
・ファシリテータ
・メンター
の4つの役割(対人スキル)を持たなければなりません。全てをもっている凄い人なんていませんからこの本が必要になるわけです。PMの方、ぜひ読んでみてください。そうだよね~、こういうところ大変だよね~というところが掲載されていますから。
また、ファシリタティブなマネージャというて点ではこちらの本も役に立ちますよ。
本書ではずばりPMの仕事の8割の部分に焦点をあてています。その他の2割にはノータッチといってもいいでしょう。
結局はプロジェクトを進めるのは人間。そこには個々のモチベーションであったりコンフリクトであったりといった問題が生じます。それを解決していくにはどうすればよいか。そのためにPMには
・リーダー
・マネージャ、
・ファシリテータ
・メンター
の4つの役割(対人スキル)を持たなければなりません。全てをもっている凄い人なんていませんからこの本が必要になるわけです。PMの方、ぜひ読んでみてください。そうだよね~、こういうところ大変だよね~というところが掲載されていますから。
また、ファシリタティブなマネージャというて点ではこちらの本も役に立ちますよ。
SIerが工事進行基準を知らずして誰が知る [プロジェクト管理]
ITシステムの工事進行基準適用まであと190日。(宇宙戦艦ヤマトみたいだな・・・)
そう、あと190日しかないんです。プログラム開発者の皆さん、この意味ちゃんと分かっていますか???
決して他人事ではありません。あなたにも十分関係のあることなのですよ。
大手企業では一部もしくは大半のプロジェクトで工事進行基準の適用をしているところもありますから、社内ではあまり話題になっていないかもしれません。でも知らないでは済まされないのです。
すでに適用しているプロジェクトならともかく、それ以外のプロジェクトの場合は少なくともプロジェクト管理の現場では何らかの影響があるはず。
見積りや契約にだって影響しますし、ユーザ企業にいろいろお願いする事だってあるのです。なにせ要件がはっきりしていないと進捗度がわからず工事進行基準も適用できませんから。
今からでも情報をしっかり把握して自分のところはどういった対応を取るのか確認したほうがいいですよ。
日経BPからは10/20に「IT業界のための『工事進行基準』完全ガイド」という書籍がでるそうです。
またすでにさまざまな書籍も出ています。このブログでも何度も取り上げています。そうした情報を活用してください。
そう、あと190日しかないんです。プログラム開発者の皆さん、この意味ちゃんと分かっていますか???
決して他人事ではありません。あなたにも十分関係のあることなのですよ。
大手企業では一部もしくは大半のプロジェクトで工事進行基準の適用をしているところもありますから、社内ではあまり話題になっていないかもしれません。でも知らないでは済まされないのです。
すでに適用しているプロジェクトならともかく、それ以外のプロジェクトの場合は少なくともプロジェクト管理の現場では何らかの影響があるはず。
見積りや契約にだって影響しますし、ユーザ企業にいろいろお願いする事だってあるのです。なにせ要件がはっきりしていないと進捗度がわからず工事進行基準も適用できませんから。
今からでも情報をしっかり把握して自分のところはどういった対応を取るのか確認したほうがいいですよ。
日経BPからは10/20に「IT業界のための『工事進行基準』完全ガイド」という書籍がでるそうです。
またすでにさまざまな書籍も出ています。このブログでも何度も取り上げています。そうした情報を活用してください。
タグ:工事進行基準
東邦チタニウム、生産管理システムをアジャイルで開発 [プロジェクト管理]
東邦チタニウムはウルシステムズと協働で生産管理システムをアジャイルで開発。
東邦チタニウムの内情がアジャイル開発に適した状況だった、という点もあるのですがアジャイル開発に踏み切るには顧客側の理解を取り付けるのが一番大変です。実際にはなかなか・・・。
そうした意味では今回の事例は非常に参考になるのではないでしょうか。本当はおそらく他社も事情は一緒でしょうから。
東邦チタニウムの内情がアジャイル開発に適した状況だった、という点もあるのですがアジャイル開発に踏み切るには顧客側の理解を取り付けるのが一番大変です。実際にはなかなか・・・。
そうした意味では今回の事例は非常に参考になるのではないでしょうか。本当はおそらく他社も事情は一緒でしょうから。
アジャイル開発の6原則と20のベストプラクティス―オープン統一プロセス〈OpenUP〉とラショナル統一プロセス〈RUP〉を集約した
- 作者: パー・クロール
- 出版社/メーカー: エスアイビー・アクセス
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
タグ:アジャイル開発
NTTデータ、上流工程の品質を高める方法論を開発 [プロジェクト管理]
NTTデータはオフショア開発の拡大を見据えて、上流工程品質を高める方法論を開発。
オフショア開発で成功するかどうかは上流工程の品質とコミュニケーションが最重要。だからこそ方法論の開発を行ったんでしょうね。
自社はどうなんだろう??上流工程の標準はあるけど、それが品質に結びついているのかな?NTTデータのように品質を高める方法論と言えるのかどうか。そこが重要なポイントのような気がする。今度確認しておこう。
オフショア開発で成功するかどうかは上流工程の品質とコミュニケーションが最重要。だからこそ方法論の開発を行ったんでしょうね。
自社はどうなんだろう??上流工程の標準はあるけど、それが品質に結びついているのかな?NTTデータのように品質を高める方法論と言えるのかどうか。そこが重要なポイントのような気がする。今度確認しておこう。
「ソフトウェア業における工事進行基準の実務」 [プロジェクト管理]
この本は前から読まなければ、と思いつつ手が廻らないままとなっていたものです。
運よくITProで書評が出ていました。
自分のところの会計基準変更の意味をしっかり押さえられないようではSEなんてできませんからね。
12月までにはなんとか読みたいと思います。
運よくITProで書評が出ていました。
自分のところの会計基準変更の意味をしっかり押さえられないようではSEなんてできませんからね。
12月までにはなんとか読みたいと思います。
「アジャイルソフトウェア開発スクラム」 [プロジェクト管理]
SCRUMの教科書、とも言うべき本ですね。SCRUMの進め方がよくわかります。
プロセスとしてはよくわかります。
ただ、私としては
・設計方針の徹底
・コンポーネント化、汎用化・共用化
・プロジェクトチーム全体のコード品質
といった点をどう担保すべきかという点で非常に悩みます。
これはSCRUMだけの問題ではありませんけど、、、、逆に30日という期間は問題を認識するにはスパンが長すぎるかなと感じます。
プロセスとしてはよくわかります。
ただ、私としては
・設計方針の徹底
・コンポーネント化、汎用化・共用化
・プロジェクトチーム全体のコード品質
といった点をどう担保すべきかという点で非常に悩みます。
これはSCRUMだけの問題ではありませんけど、、、、逆に30日という期間は問題を認識するにはスパンが長すぎるかなと感じます。
アジャイルソフトウェア開発スクラム (アジャイルソフトウェア開発シリーズ)
- 作者: ケン シュエイバー
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2003/09
- メディア: 単行本
「リスクベースで進める実践的ITプロジェクトマネジメント」 [プロジェクト管理]
PMBOKで紹介されているプロジェクトマネジメントではリスク管理は他の知識エリアと同等に扱われていますがそれでいいのだろうか、そんなところからこの本ははじまっています。
ITプロジェクトではプロジェクトの不確実性が他の分野のプロジェクトとは格段に違うといっても言い過ぎではないと思います。
とすればリスク管理に重点を置いてプロジェクトマネジメントをしたほうがよいのではないか、という方法がこの本では紹介されています。
実際ITプロジェクトで一番必要なのはこのリスク管理ではないかと思います。これがITプロジェクトの実際の進め方といっても構わないでしょう。この夏休みプロジェクトマネジメントをこんな視点で見直してみてはいかがでしょうか。
ITプロジェクトではプロジェクトの不確実性が他の分野のプロジェクトとは格段に違うといっても言い過ぎではないと思います。
とすればリスク管理に重点を置いてプロジェクトマネジメントをしたほうがよいのではないか、という方法がこの本では紹介されています。
実際ITプロジェクトで一番必要なのはこのリスク管理ではないかと思います。これがITプロジェクトの実際の進め方といっても構わないでしょう。この夏休みプロジェクトマネジメントをこんな視点で見直してみてはいかがでしょうか。
リスクベースで進める実践的ITプロジェクトマネジメント―不確実なプロジェクトを成功に導く、新たなフレームワーク
- 作者:
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
「システム開発ジャーナル Vol.5」 [プロジェクト管理]
「アーンド・バリューによるプロジェクトマネジメント」 [プロジェクト管理]
ソフトウェア開発の工事進行基準で脚光を浴びるようになったアーンド・バリュー・マネジメント。
なにか新しい知識が得られるかと思い、この本を読んでみました。
残念ながら、PMPの勉強で得られる以上のものはありませんでした。うーん、残念。
しかし、ソフトウェア開発をうまく管理していくにはWBSの作り方が重要になるのははっきりしました。
「WBS構築」は参考になると思います。
なにか新しい知識が得られるかと思い、この本を読んでみました。
残念ながら、PMPの勉強で得られる以上のものはありませんでした。うーん、残念。
しかし、ソフトウェア開発をうまく管理していくにはWBSの作り方が重要になるのははっきりしました。
「WBS構築」は参考になると思います。
WBS構築―プロアクティブなプロジェクトマネジメントを支える技術
- 作者: 大川 清人
- 出版社/メーカー: 生産性出版
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本