日本国内にメジャークラウドデータセンターが・・・ [SaaS&Cloud]
Salesforce.comのCEOが「2011年には東京都内にデータセンターを設置する」とのたまわったそうです。
正式発表はないのですが、転職市場ではAmazonのデータセンターが国内にできそうという情報がありますし、シンガポールにすっかり奪われたアジアの拠点が日本にもできるかもしれません。
総務省もデータセンター特区構想を発表しているようだし・・・。
航空のハブはできなくても情報のアジア-ハブ化はまだ間に合うぜよ。
正式発表はないのですが、転職市場ではAmazonのデータセンターが国内にできそうという情報がありますし、シンガポールにすっかり奪われたアジアの拠点が日本にもできるかもしれません。
総務省もデータセンター特区構想を発表しているようだし・・・。
航空のハブはできなくても情報のアジア-ハブ化はまだ間に合うぜよ。
Weekly Memo:日本市場に注力するSalesforce.comの思惑 (1/2) - ITmedia エンタープライズ
K-taiで社内メールアクセス [SaaS&Cloud]
富士フィルムが「Keitai Remote メールアクセス」のSaaS版をリリース。
社内のメールを携帯端末でも閲覧できるようにするソフトをSaaSでも提供するようです。
添付ドキュメントなどを描画でき、かつセブン・イレブンで印刷までできてしまう、これは結構うれしいかも。
ただSaaS版で気になるのは・・・、SaaSの環境と社内のメール環境はどうやって接続されるのだろう??
社内のメールを携帯端末でも閲覧できるようにするソフトをSaaSでも提供するようです。
添付ドキュメントなどを描画でき、かつセブン・イレブンで印刷までできてしまう、これは結構うれしいかも。
ただSaaS版で気になるのは・・・、SaaSの環境と社内のメール環境はどうやって接続されるのだろう??
ASP・SaaS白書〈2009/2010〉クラウドコンピューティング時代の主役へ
- 作者: ASPSaaSインダストリコンソーシアム
- 出版社/メーカー: カナリア書房
- 発売日: 2009/08
- メディア: 単行本
DynamicCRM5はSaaS版が先行 [SaaS&Cloud]
Microsoft DynamicCRM 5はSaaS版(Cloud版)がまずリリースされそうです。On-Premise版はその後。
SaaSのCRMとしてはSalesforce.comやOracle CRM on Demandがメジャー、その他いくつかSaaS CRMが提供されていると思います。DynamicCRM5はそこに割ってはいる形になるでしょう。
On-Premise版もあるというのは大企業にとっては選択肢がひろがって嬉しいのではないでしょうか(Oracle CRMも同じ形態ですね)
今回の決定はMicrosoftがSaaS/Cloudにますます本腰を入れてきているという証拠なのでしょう。
SaaSのCRMとしてはSalesforce.comやOracle CRM on Demandがメジャー、その他いくつかSaaS CRMが提供されていると思います。DynamicCRM5はそこに割ってはいる形になるでしょう。
On-Premise版もあるというのは大企業にとっては選択肢がひろがって嬉しいのではないでしょうか(Oracle CRMも同じ形態ですね)
今回の決定はMicrosoftがSaaS/Cloudにますます本腰を入れてきているという証拠なのでしょう。
Microsoft Dynamics CRM 4.0徹底解説 (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: Mike Snyder
- 出版社/メーカー: 日経BPソフトプレス
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 単行本
crmマーケティング戦略―顧客と共に (Best solution)
- 作者: 三谷 宏治
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
セールスフォース・ドットコム物語 [SaaS&Cloud]
『クラウド誕生』、といってもクラウド・コンピューティングの技術的な内容ではないようです。
Salesforce.com (Japan)のニュースリリースによると
とのこと。どちらかといえば起業物語なのかな??
ちょっと興味があるかも・・・。VMforceでSalesforce.comも本格的にプラットフォームビジネスに参戦してきそうですし、今Salesforce.comを知るのはいいことかもしれません。
Salesforce.com (Japan)のニュースリリースによると
本書は、セールスフォース・ドットコムの起業に至る背景から、マーケティング、技術開発、財務、社会的責任など経営全般の戦略や施策の紹介を通じて、企業経営のあり方を綴ったビジネス書です。
とのこと。どちらかといえば起業物語なのかな??
ちょっと興味があるかも・・・。VMforceでSalesforce.comも本格的にプラットフォームビジネスに参戦してきそうですし、今Salesforce.comを知るのはいいことかもしれません。
Windows AzureのVMRoleってなんだろう?? [SaaS&Cloud]
Microsoftのクラウド関連のエバンジェリストである砂金さんがブログに、先日のSalesforce.com/VMwareの「VMforce」に関する発表について書いていました。
そのブログの記載の中のAzureのVMRoleという言葉がとても気になる!!まだ公式発表にはなっていないようですが・・・。
そこでVMRoleでググってみると、、、PDC09でそれらしいことを言っている??。それならばとPDC09のサイトのvideoをチェック!!
うーん、簡単にはみつからないけど怪しいのが
SVC13 Windows Azure Present and Future
の38分頃に紹介されるスライドか それではないか??(スライド番号25)
違うかな~。すごい気になるな~。
4/30追記 インプレスのIT Leaders5月号にもちらっと「VMRole」について記述が・・。
Microsoftが提供している固定構成の「WebRole」や「WorkerRole」とは異なり、構成がカスタマイズ可能なインスタンスが「VMRole」だそうです。
オンプレミス構成をほぼそのままAzure上に展開できるようになるというのが「VMRole」になるのかな?
確かにVMforceとは位置づけがちょっと違う・・。AWSとGAEの良いとこ取りなのがVMRoleかもしれないな~。
そのブログの記載の中のAzureのVMRoleという言葉がとても気になる!!まだ公式発表にはなっていないようですが・・・。
そこでVMRoleでググってみると、、、PDC09でそれらしいことを言っている??。それならばとPDC09のサイトのvideoをチェック!!
うーん、簡単にはみつからないけど怪しいのが
SVC13 Windows Azure Present and Future
の38分頃に紹介されるスライドか それではないか??(スライド番号25)
違うかな~。すごい気になるな~。
4/30追記 インプレスのIT Leaders5月号にもちらっと「VMRole」について記述が・・。
Microsoftが提供している固定構成の「WebRole」や「WorkerRole」とは異なり、構成がカスタマイズ可能なインスタンスが「VMRole」だそうです。
オンプレミス構成をほぼそのままAzure上に展開できるようになるというのが「VMRole」になるのかな?
確かにVMforceとは位置づけがちょっと違う・・。AWSとGAEの良いとこ取りなのがVMRoleかもしれないな~。
Amazon Web Services、Singapore Regionスタート [SaaS&Cloud]
Amazon Web Services Asia Pasific (Singapore) Regionが運用スタート。
価格は4つのRegionの中では一番高いものになっています。
日本から運用する場合、どの程度近いものになるでしょうね(北米のほうがネットワーク的に近いという可能性も・・)。
価格は4つのRegionの中では一番高いものになっています。
日本から運用する場合、どの程度近いものになるでしょうね(北米のほうがネットワーク的に近いという可能性も・・)。
AmazonCloudテクニカルガイド ―EC2/S3からVPCまで徹底解析―
- 作者: 李 昌桓
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2010/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
VMforceでデファクトを掴む!?Spring Framework [SaaS&Cloud]
昨夜Salesforce.comとVMwareの共同発表でVMforceが発表されました。
VMwareが、、、というよりはSalesforce(Force.com)とSpring Frameworkの協業が大きなインパクトになりそうです。どんな感じなのかは発表ビデオのPart3を見るとわかると思います。
今エンタープライズ向けのクラウドプラットフォームとして一番浸透しているのはForce.com。今まではApexだけが開発言語でしたが、これにJava/Spring Frameworkが追加される。Javaのフレームワークは国内外様々なものが出ていましたがForce.comが浸透すればするほどSpring Frameworkの重要性は大きくなる。自然デファクトスタンダードになっていく・・・。
VMwareとSpringSourceが一緒になったのは、インフラを押さえることでデファクトを取りそのパワーを活用してさらにインフラの強さを高めるという意味があったのか・・と思われました。
そんな戦略にうまく乗ってきたSalesforce.comも恐るべき存在。考えるとSalesforce.comはいつも時代の先を行き新しいパラダイムを作り出しているんだよなー。今回のVMforce、当初想像していたよりも大きな影響力を持ちそうな気がします。
VMwareが、、、というよりはSalesforce(Force.com)とSpring Frameworkの協業が大きなインパクトになりそうです。どんな感じなのかは発表ビデオのPart3を見るとわかると思います。
今エンタープライズ向けのクラウドプラットフォームとして一番浸透しているのはForce.com。今まではApexだけが開発言語でしたが、これにJava/Spring Frameworkが追加される。Javaのフレームワークは国内外様々なものが出ていましたがForce.comが浸透すればするほどSpring Frameworkの重要性は大きくなる。自然デファクトスタンダードになっていく・・・。
VMwareとSpringSourceが一緒になったのは、インフラを押さえることでデファクトを取りそのパワーを活用してさらにインフラの強さを高めるという意味があったのか・・と思われました。
そんな戦略にうまく乗ってきたSalesforce.comも恐るべき存在。考えるとSalesforce.comはいつも時代の先を行き新しいパラダイムを作り出しているんだよなー。今回のVMforce、当初想像していたよりも大きな影響力を持ちそうな気がします。
VMforceプレスリリース [SaaS&Cloud]
本日深夜のVMforceライブ・ウェブキャストに先立ち、ニュースリリースが発表されました。
Salesforce.comのPaaSであるForce.comでJava実行環境を提供するもののようです。
この環境に用いられるのがSpringFramework。インフラ基盤としてVMwareのvSphere/vCloudテクノロジーが用いられるようですね。
データベースとしてはForce.comのものが使えそうです。
これは結構強力なソリューションになるかも!?Google App Engineとは住み分けが可能な気がしますが少なくともWindows Azureとは真っ向勝負という形になりそうです。
以下入手したサンプル画面です。
Salesforce.comのPaaSであるForce.comでJava実行環境を提供するもののようです。
この環境に用いられるのがSpringFramework。インフラ基盤としてVMwareのvSphere/vCloudテクノロジーが用いられるようですね。
データベースとしてはForce.comのものが使えそうです。
これは結構強力なソリューションになるかも!?Google App Engineとは住み分けが可能な気がしますが少なくともWindows Azureとは真っ向勝負という形になりそうです。
以下入手したサンプル画面です。
Microsoft Dynamic CRM Onlineが日本でも [SaaS&Cloud]
CRMのオンラインサービス(SaaS)としてはSalesforce.comやOracle CRM on Demandが有名ですが、ソフトウェアとしてはMicrosoft Dynamic CRMもそれなりに有名。でもオンライン版となるとMicrosoftのはまだ登場してなかったんですね・・・。
それがやっと登場。Microsoft Dynamic CRM Onlineサービスを世界に拡大、日本でも2010年下期から。SDKも登場するようです。
Cloud化に舵をきったMicrosoftならばビジネスアプリケーションをSaaSで提供するはず・・・と思っていたので、やっとという感じがします。さあ、これからビジネスSaaSの戦国時代がはじまるかもしれませんよ。
それがやっと登場。Microsoft Dynamic CRM Onlineサービスを世界に拡大、日本でも2010年下期から。SDKも登場するようです。
Cloud化に舵をきったMicrosoftならばビジネスアプリケーションをSaaSで提供するはず・・・と思っていたので、やっとという感じがします。さあ、これからビジネスSaaSの戦国時代がはじまるかもしれませんよ。
Microsoft Dynamics CRM 4.0徹底解説 (マイクロソフト公式解説書)
- 作者: Mike Snyder
- 出版社/メーカー: 日経BPソフトプレス
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 単行本
Cloudforce2 tour Tokyo [SaaS&Cloud]
今日はSalesforce.comのセミナー『Cloudforce2 tour Tokyo』に行ってまいりました。
今回のテーマはずばり「chatter」。エンタープライズコラボレーションです。
chatterだけで見れば見た目とおおよその機能はFacebookに良く似ています。Facebookを企業内(エンタープライズ)向けにしたものがchatterといっても良いかもしれません。
ただ、chatterで「これはなかなか!!」と思ったのがフォローする対象がユーザやグループだけではなく、ドキュメントやアプリケーション、そしてSFDCの顧客情報も指定できること。
これでどういったことができるかというと
1.例えば「XXX製品価格表」をフォロー
このドキュメントに関するメッセージ(コメント)を書き込むことが可能。
もちろんこうしたコメントがchatter上で表示される
文書改訂などの内容をメッセージとして書き込めばフォローしている人がそれを知ることができる
2.サービスをフォロー
サービスの停止やアップグレード情報を書き込めば、フォローしている人がそれを知ることができる
簡易な障害連絡も可能
3.SFDCの顧客をフォロー
その顧客に関与しているステークホルダー間のコメントやりとりが簡単に
途中で重要な問題が発生している場合は「エスカレーション」機能で自動的に関与者を増やすことができる
それまでのやりとりがすべて見えるため、途中から関与した人もどういったやり取りが行われたのかわかる
といった感じの使い方が可能になります。
chatterは今までのSalesforce.com/Force.comに完全に統合されているため、情報がシームレスに扱えます。
(もちろんchatter APIも公開されるそうです)
Twitterをやっていた時は感じませんでしたが、こうしてエンタープライズのユースケースを見せられると
以前のコラボレーション
解決策のみを共有するイメージ (例えばドキュメント検索・共有)
これからのコラボレーション
解決過程と解決策の両方を共有するイメージ (上記の顧客フォローのような形)
と変化しているんだなーと感じました。
発表された当初は「なんでソーシャル機能を取り込むの??」と思っていましたが、今日の内容で必要性がほんとうによくわかりました。chatter、かなりいいです。
ちなみに、Salesforce.comのAppExchangeもだいぶ良くなったようです。従来はアプリケーションマーケットでしたが、新規にサービスマーケットも追加されています。SFDCのインテグレートを行うパートナー企業が掲載されており、認定技術者数や今までの実績数などが登録され、内容を比較検討することもできるようです。
サービスマーケットはまだ登録数は少ないですがすでに日本語版もAppExchange2としてサービス開始されています。従来のアプリケーションマーケットも欲しいアプリが探しやすくなっているようです。また、chatter APIを使ったアプリもいくつか登録されている模様。
なお、chatterの正式リリースは2010年夏。現在はβ版としてユーザを限定して運用しているとのこと。近日中にβユーザ数を増やすようなので「すぐに使ってみたい」という企業の方は、Salesforce.comにご相談ください。
今回のテーマはずばり「chatter」。エンタープライズコラボレーションです。
chatterだけで見れば見た目とおおよその機能はFacebookに良く似ています。Facebookを企業内(エンタープライズ)向けにしたものがchatterといっても良いかもしれません。
ただ、chatterで「これはなかなか!!」と思ったのがフォローする対象がユーザやグループだけではなく、ドキュメントやアプリケーション、そしてSFDCの顧客情報も指定できること。
これでどういったことができるかというと
1.例えば「XXX製品価格表」をフォロー
このドキュメントに関するメッセージ(コメント)を書き込むことが可能。
もちろんこうしたコメントがchatter上で表示される
文書改訂などの内容をメッセージとして書き込めばフォローしている人がそれを知ることができる
2.サービスをフォロー
サービスの停止やアップグレード情報を書き込めば、フォローしている人がそれを知ることができる
簡易な障害連絡も可能
3.SFDCの顧客をフォロー
その顧客に関与しているステークホルダー間のコメントやりとりが簡単に
途中で重要な問題が発生している場合は「エスカレーション」機能で自動的に関与者を増やすことができる
それまでのやりとりがすべて見えるため、途中から関与した人もどういったやり取りが行われたのかわかる
といった感じの使い方が可能になります。
chatterは今までのSalesforce.com/Force.comに完全に統合されているため、情報がシームレスに扱えます。
(もちろんchatter APIも公開されるそうです)
Twitterをやっていた時は感じませんでしたが、こうしてエンタープライズのユースケースを見せられると
以前のコラボレーション
解決策のみを共有するイメージ (例えばドキュメント検索・共有)
これからのコラボレーション
解決過程と解決策の両方を共有するイメージ (上記の顧客フォローのような形)
と変化しているんだなーと感じました。
発表された当初は「なんでソーシャル機能を取り込むの??」と思っていましたが、今日の内容で必要性がほんとうによくわかりました。chatter、かなりいいです。
ちなみに、Salesforce.comのAppExchangeもだいぶ良くなったようです。従来はアプリケーションマーケットでしたが、新規にサービスマーケットも追加されています。SFDCのインテグレートを行うパートナー企業が掲載されており、認定技術者数や今までの実績数などが登録され、内容を比較検討することもできるようです。
サービスマーケットはまだ登録数は少ないですがすでに日本語版もAppExchange2としてサービス開始されています。従来のアプリケーションマーケットも欲しいアプリが探しやすくなっているようです。また、chatter APIを使ったアプリもいくつか登録されている模様。
なお、chatterの正式リリースは2010年夏。現在はβ版としてユーザを限定して運用しているとのこと。近日中にβユーザ数を増やすようなので「すぐに使ってみたい」という企業の方は、Salesforce.comにご相談ください。
セールスフォースを使いこなそう! Force.comクラウドアプリケーション開発
- 作者: 株式会社ウフル
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 単行本