「クラウド大全 第2版」

『クラウドサービス・クラウド技術は日進月歩。来年には違うものになっているかもしれません。』などと言っていたらやっぱり第2版が登場しちゃいました～。発刊ペース早いですね。

クラウド大全 第2版 サービス詳細から基盤技術まで

• 作者: 日経BP社出版局
• 出版社/メーカー: 日経BP出版センター
• 発売日: 2010/04/22
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

「クラウド大全 サービス詳細から基盤技術まで」
2009年はじめ頃のクラウド・コンピューティングについて前半では各サービスの内容を、後半ではそこで用いられている技術について記述されています。
前半はGoogleやAmazon、Force.comについての説明があっていい内容だと思いました。
後半は個々の内容はよいのですが・・・、それぞれの章の著者が違うためかHadoopに関する記述が何度も登場します（たぶん3度は登場している・・・）。このあたりで違う技術を解説してもらっているともっと良い書籍だったのですが。

すでにクラウドについてはだいたいわかっているよという人には物足りないないようでしょう。
今からクラウドについて理解して追いつきたいという方にはまとまった内容になっていてちょうどよいかも。
ただしクラウドサービス・クラウド技術は日進月歩。来年には違うものになっているかもしれません。その点にはご注意ください。


クラウド大全 サービス詳細から基盤技術まで作者: 日経BP社出版局出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/04/23メディア: 単行本（ソフトカバー）

タグ：書籍 クラウド・コンピューティング

VMForceってなんだろう？？

VMwareとSalesforceが4月27日に共同発表するとのこと。内容は「VMForce」という新製品について。

この2つの会社の事業上の接点はあまりないように思うのですが、どんなものが登場するのかな～。
SalesforceがVMware製品を採用するならば「新製品」と呼ばないでしょうし、XXXForceという名称はSalesforceのお得意のブランド名でもある。
SalesforceのPaaSテクノロジーを切り売りする？？？というのはちょっと考えにくいし。

ちょうど明日Cloudforce 2 Tour Tokyoがあるのですが、そこでちらっとでも漏らしてくれないかな・・・。
　＝＞（追記 4/15）残念ながらCloudforce 2 Tour Tokyoでは一切言及はありませんでした・・・。
　＝＞（追記 4/16）virtualization.infoにVMForceの推測記事があります。
　　　　IaaS+SpringSource（tc ServerのPaaS？）環境をSalesforce.comが提供！？

セールスフォースを使いこなそう! Force.comクラウドアプリケーション開発

• 作者: 株式会社ウフル
• 出版社/メーカー: インプレスジャパン
• 発売日: 2010/04/01
• メディア: 単行本

できるPRO Vmware vSphere 4 (できるPROシリーズ)

• 作者: 渋谷 一郎
• 出版社/メーカー: インプレスジャパン
• 発売日: 2009/10/22
• メディア: 大型本

タグ：Salesforce VMWare VMForce

日立システム、RightScaleのサポートを開始

日立システムがクラウド運用管理ソフトのRightScaleのサポートを開始。

これと日立のハーモニアスクラウドとはどう整合性がとれていくんだろう？RightScaleでハーモニアスクラウドの管理ができるようになります！！なら非常にわかりやすいのだが・・・。そこまで発表がないと単にライバルのクラウドを使いやすくしてあげましょう、という商売にしかならないと思うのだが・・・。

タグ：日立システム クラウド・コンピューティング RightScale

Windows Azureで動きます、弥生SaaS

弥生とMicrosoftが協業、会計ソフト「弥生」をWindows Azure上で稼働してSaaSとして提供するそうです。
　http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20411102,00.htm

弥生はJ-SaaSでも「弥生会計 10スタンダードfor J-SaaS」というものを提供しているのですが・・・。
やっぱり大規模基盤上のほうがシステムとしても安定して、かつ安価に提供できるのかな～。

タグ：Microsoft J-SaaS 弥生 SaaS Windows Azure

Evernote日本語版リリース

Evernote日本語版リリース！！　書籍もかなりの人気のようです。

これにあわせてSony VAIOへの標準搭載（欧米ではすでにプリインストールされている）やキャノンのスキャナとの連携も発表されました。Eye-Fiとの連携もあるようですね。

さまざまな情報を集約できいつでも取り出せる、これがEvernoteの利点です。対応デバイスが増えるのは利用シーンが増えていいですね。MVPenなども連携するものとして使えるかも。

サービスは見聞きするより使ってみるのが一番。無料で使えますのでまずはみなさんも使ってみませんか？
　http://www.evernote.com/about/intl/jp/
　http://blog.evernote.com/jp/

誠 Biz.ID：Evernoteに日本語版、ソニーのVAIOやキヤノンのスキャナと連係

誠 Biz.ID：Evernoteに日本語版、ソニーのVAIOやキヤノンのスキャナと連係 via kwout

タグ：Evernote SONY VAIO eye-fi MVPen

Evernote、かなり熱いらしい！！

Evernoteの解説本が2冊出ることは先日お知らせしたとおり。
　http://turtle2005.blog.so-net.ne.jp/2010-02-16-5
　http://turtle2005.blog.so-net.ne.jp/2010-02-23-2
それらの出版記念イベントが開催されます。
　http://agilemedia.jp/blog/2010/02/evernoteevernote_featuring_eve.html

関係者情報によりますとイベントの申し込みがかなり来たらしいです。
さきほど確認しましたが、2月26日19時時点ですでに申し込みは締め切られていました。

想像以上に注目されているようですね！！

できるポケット+ Evernote

• 作者: コグレ マサト
• 出版社/メーカー: インプレスジャパン
• 発売日: 2010/03/05
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

タグ：Evernote

WindowsAzure 採用企業50社に

先日正式運用開始したばかりのWindowsAzure。事前のアピールの効果か国内での採用企業が50社に達したそうです。

WindowsAzureは企業向け利用を想定して、カード払い以外の通常の企業間取引の契約／支払い形態を用意しています。また、記事にもあるとおり日本でサービスを行う場合、契約は日本法人と行い、決済も日本円で行われます。技術面でも高い評価があると思いますがそれ以外の契約や決済という面でもきめ細かな対応をしているところが採用企業を伸ばす要因にもなっているのでしょうね。

Windows Azureアプリケーション開発入門

• 作者: 酒井 達明
• 出版社/メーカー: 日経BP社
• 発売日: 2010/03/04
• メディア: 単行本

Microsoftのクラウドコンピューティング Windows Azure入門

• 作者: 砂金 信一郎
• 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
• 発売日: 2009/11/27
• メディア: 大型本

雲の世界の向こうをつかむ クラウドの技術

• 作者: 丸山　不二夫
• 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
• 発売日: 2009/11/05
• メディア: 大型本

タグ：Microsoft クラウド・コンピューティング WindowsAzure

VMware、Zimbraを買収

VMwareがYahoo!からZimbraを買収。
Yahoo!ってメールシステムをZimbraベースに移行しませんでしたっけ？

それにVMwareも今までの買収ターゲット（ミドルウェア以下）とは違ってアプリケーションそのもの。サービス企業／サービスアプリケーションそのものの買収です。若干の方向転換なのでしょうか。

EMCやVMwareをはじめアメリカのメジャープレーヤは最近貪欲に買収をかけていますよね。
インターネット業界の再編という感じなのでしょうか。

VMware、Yahoo!からZimbraを買収　クラウド製品を強化 - ITmedia エンタープライズ

VMware、Yahoo!からZimbraを買収　クラウド製品を強化 - ITmedia エンタープライズ via kwout

タグ：VMWare yahoo! Zimbra 企業買収 SaaS

Google、オンラインストレージ登場

Googleが「Google Docs」用にオンラインストレージ機能を提供。
従来も機能そのものは存在していましたが、Google Docs関連のファイルのみ。

今回のサービスはすべてのファイル形式に開放され、まさにオンラインストレージ機能となります。
従来「GDrive」と呼ばれていましたが、Googleでは「GDriveとは呼ばないで」としているそうです。
じゃあ、正式名称はというと…単なるGoogle Docsの1機能、という扱いみたいです。

とりあえず私としては、これをAndroidでどう活用していくかを考えることに集中しよう。

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/13/005/index.html

Googleの全貌

• 作者: 日経コンピュータ
• 出版社/メーカー: 日経BP社
• 発売日: 2009/12/10
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

• 作者: 佐々木 俊尚
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2006/04
• メディア: 新書

Googleを支える技術 ‾巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

• 作者: 西田 圭介
• 出版社/メーカー: 技術評論社
• 発売日: 2008/03/28
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

タグ：GDrive Google オンラインストレージ Google Docs

Salesforce.comがダウン

珍しいことですが、やっぱりこうしたことは発生するんですね。
米国時間1/4、Salesforce.comがダウン。システムダウンは1時間以上におよんだが、システムのリブートで解消。


ちなみにデータセンターが原因ではない、データセンター事業者が発表。こんなところからデータセンター事業者が判明していくんだな～。

タグ：Salesforce.com システム障害