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ソシエテ・ジェネラル社員・不正取引問題 [業務知識]

フランス銀行大手ソシエテ・ジェネラル社員による不正取引問題。

内部統制を実施しているであろう企業がなぜ?と思いましたが、その理由がわかったような気がします。
問題の社員はトレーディング部門に移る前、リスク管理部門にいました。つまり内部統制の抜け穴を把握していたということになります。
内部統制のリスクとして、リスク管理部門の社員が現業部門に移動する場合というものを考えないといけないようですね。


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After J-Sox研究会発足 [業務知識]

After J-Sox研究会が発足。

研究内容としては
・内部統制を企業価値向上としてとらえるための施策の研究
・連結経営
・ERM(エンタープライズ・リスク・マネジメント)
といったものになるということ。

こうしてJ-Soxのその先を考えるようになってくると、いよいよ本番近しと感じます。
あと3ヶ月。どんなことが起こるでしょうか。いろいろ隙間とか改善点を見つけてビジネスに繋げられればいいのですけど。


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ソフトウェア業界の工事進行基準適用について [業務知識]

ソフトウェア業界にも工事進行基準が適用されるという話が前に出ました。

それに関する話題がITProで掲載されていました。
そこでは工事進行基準の先輩格、建設業の商習慣について話がありましたが、工事進行基準のため仕様変更は再見積もり・と納期の再設定を顧客に同意させるそうです。客がなんと言おうと法律で縛られていますから、なんとしても同意してもらう。そういった商習慣がすでに出来上がっているそうです。
ソフトウェア業界もそれくらいにならないととても対応できそうにありません。現場は1年間くらい混乱続きになりそうな予感。

でなければ、すこし契約の仕方を変えてもらいましょう。(アジャイル開発もどうするか考えないといけないかも)

また、ソフトウェア業界もソフトウェアプロダクトライン開発をもっと推し進めていかないと自分たちが大変になるだけですね。もっと製品開発プロセス/製品開発ライフサイクルの見直しをしていきましょう。

ちなみに、実は工事進行基準の問題は他のサービス業でも適用されるそうです。ということはビジネスチャンス到来。プロジェクト型ビジネスを採っているところはすべてプロジェクト管理をしっかりしないといけないのです。
前に考えたプロジェクト管理の製品案の重要度を上げて考えようかな。


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ビジネスインテリジェンスの新潮流 [業務知識]

先日ビジネスインテリジェンスの本をご紹介しましたが、世の中ビジネスインテリジェンスについての状況が過去のものとは変わってきているよ、という記事がITMediaで紹介されております。
「ビジネスインテリジェンスの新潮流」
BI製品は今出てきたわけではなく、ずいぶん前から存在し市場に提供されていました。しかし、BIで情報を提供する対象として考えられてきたのは経営層や企画部門。ごく一部のアナリスト的存在のためにBI製品は提供されてきました。しかも高価。経営分析を行うツールだから高価でもいいからということで導入してきました。
しかし、昨今の「見える化」の考え方の出現でその状況は一変したといってもいいでしょう。従来の経営層や企画部門は従来どおり複雑なアナリスト的な分析を行う一方、現場のマネジメント層や現場担当者もBIで出力される数値から情報を得て、業務を改善・業績への注目度を上げております。こうした現場では複雑な分析までは不要で、自部署・自分自身のKPIの動向がわかるダッシュボードがあれば十分、まれにマネジメント層が自部署の分析を行う程度という形になってきました。
こうしたことからビジネスインテリジェンスは新しい時代を迎えたといってもいいと思います。そうした状況を紹介しているのが今回の記事です。連載物でまだ第1回ということですので、今後の記事にも注目していきたいと思います。

「意思決定を支えるビジネスインテリジェンス」
BIに関する本ですが、BIの技術的な面ではなくビジネスインテリジェンス(企業内情報)の概念を主体とした説明を中心とした本になっています。
前半はビジネスインテリジェンスが企業の意思決定にどのように関与したのか、ビジネスインテリジェンスがなければ意思決定ができないということを中心に説明しています。後半はビジネスインテリジェンスの適用機会の洗い出し、実際の適用についての話になります。後半になるとBIの技術的な話が出てきます。
 話を簡単にするため、SQL Serverを利用したケースを説明していますが特に製品に特化した内容は書かれていません。
 BIの導入を考えている方は実例やその導入の手順(洗い出しや適用)が参考になると思います。



意思決定を支えるビジネスインテリジェンス―企業情報を見える化する実践的アプローチ

作者: Elizabeth Vitt出版社/メーカー: 日経BPソフトプレス発売日: 2007/03メディア: 単行本



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「いま卸売業が生き残るための課題」 [業務知識]

私の現在の業務は広範囲に渡りますが、その一部に卸売り業というのがあります。
調べた結果卸売り業といってもかなり専門化が進んでいるようですが、この本で卸売業全体の課題を見てみようと思いました。

意外だったのはいわゆる「中抜き」と呼ばれる現象は、それほど進んでいないということです。最初に「中抜き」を取り上げた大学の先生は卸売業に対する経営改善の警告で、実際は卸売業そのものはなくならないと考えていたそうです。それがどこからか一人歩きし「中抜き」による卸売業不要論に発展してしまったようです。
 とはいえ、卸売業が生き残っていくにはいまでもまだまだ改善が必要な状況。ITの徹底活用、物流改善、リテールサポート、ERP導入中小卸売業などではあまり考慮されていなかった、または優先順位が低かったことをもっと考えていくべきであると述べています。この本ではさらに経営戦略、営業戦略についてもいろいろ語られており、中小卸売業の経営をされている方や、もちろんITベンダーにも役に立つ内容ではないかと思います。ぜひご一読ください。

いま卸売業が生き残るための課題―ITホールセラーへの革新

いま卸売業が生き残るための課題―ITホールセラーへの革新

  • 作者: 波形 克彦
  • 出版社/メーカー: 同友館
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 単行本


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ビヨンドバジェッティング [業務知識]

最近、ビヨンドバジェッティングという経営手法があるのを知りました。わりと先端的な手法なのでしょうか?
それほど日本語情報がありません。採用している企業ってご存知ありませんか?

調べたところ、以下の本がビヨンドバジェッティングに関する日本語の本のようです。
夏休みにでも最新の経営手法として学んでみたいと思います。

脱予算経営

脱予算経営

  • 作者: ジェレミー ホープ, ロビン フレーザー
  • 出版社/メーカー: 生産性出版
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 単行本


タグ:経営 予算 書籍
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『「決定」で儲かる会社をつくりなさい』 [業務知識]

1中堅企業の社長がいかに継続して利益を出す会社をつくるかを説明した本です。
本当は儲かるためのKPIなどの分析といった内容を期待したのですがまったく違いました。

大企業でもほとんど変わらないと思いますが、継続して利益を出す会社にするには
 ・まずは経営計画をつくる(会社の方針を決定する)
 ・その計画を社員全員に徹底する
 ・経営のありようを決定する
 ・適切な人材の採用と育成・そして独立

最後の適切な人材の採用と育成・独立についてはなかなか衝撃的でした。
 ・自分の会社の規模を適切に把握し、それ以上の社員数にならないようにする。
 ・規模が大きくなったら、有望な人材を独立させるべし(適切な社員数を維持するため)
 ・人に仕事を貼りつけてはならない(属人性が生まれる)、仕事に人を貼りつける(誰でもできる)ように
 ・従業員の慣れ(ダレ)を防ぐため、一定期間で異動を行う。
 ・納得のいく人材評価制度を維持する
 ・従業員が誇りをもてるように
 ・社長より優秀な人材を採用しない、それよりも社長と意図が共有できる普通の人材を

企業は優秀な人材から採用すると思っていましたが、それがベストでもないようです。
場合によっては優秀な人材は(泣く泣く)不採用とし、普通の人材を採用するほうがよいと考えています。
優秀な人材は属人性を生む可能性があり、会社として不整合がおきる可能性があるためのようです。それよりも均一な構成にして属人性を排除するほうが事業がまわるという判断です。この辺は中堅企業では重要な要素のようですね。

会社経営サポートそのものを事業としている社長の書いた本であり、結構名のとおった著者のようなので経営に興味をもっている方、実際に会社経営で困っている方は一度読んでみてはいかがでしょうか。多くの経営者がこれで事業を確立させているようですよ。
今の私には直接関係はありませんが、なるほどな~と思うところが多い本でした。

「決定」で儲かる会社をつくりなさい

「決定」で儲かる会社をつくりなさい

  • 作者: 小山 昇
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2007/01/06
  • メディア: 単行本


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上場企業でEDINETでXBRL義務付け [業務知識]

金融庁が、上場企業が財務状況を報告するWebサイトEDINETで、XBRLでの報告を2008年4月から義務付ける(@ITより)
対象となるのは全上場企業、投資ファンドということで相当数の企業が対象となりそうだ。

会計・財務システムを受注・保守しているソフトウェア企業も多数あると思われる。2008年4月からということで、すぐに対応を検討する必要があろう。面倒ですね。


タグ:XBRL XML EDINET
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「図解 日本版SOX法「徹底解説」」 [業務知識]

 公認会計士の松原氏が著した「図解 日本版SOX法「徹底解説」」。視点はやはり公認会計士からみたものになっています。法律やガイドラインを引用し、どのように理解すべきかが書かれています。この本は経営者やSOX法対応を担当するマネジメントに読んでもらったほうがよいと思います。IT業界の人もSOX法対応について要件定義をする場合は呼んでおいたほうがよいかもしれません。
 なお日本版SOX法徹底解説ということで、そこから派生するBPMなどの記述はほとんどありません。いかにSOX法に対応するかが本当に徹底的に書かれていると考えてください。

図解 日本版SOX法「徹底解説」―マネジメントのための内部統制報告制度 (B&Tブックス)

図解 日本版SOX法「徹底解説」―マネジメントのための内部統制報告制度 (B&Tブックス)

  • 作者: 松原 恭司郎
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本


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「イラスト図解 薬局のしくみ」(続報) [業務知識]

とりあえず最後まで読みました。やっぱり、「凄い大変だから、薬剤師になるなら覚悟してね」というトーンは代わりませんでした。本当のことだから、それはそれで正しいのかもしれないけどもう少し書き方があったのではないかと思います。
この本で薬局の表面的な業務は分かるけど、それで終わりかな。業務知識の基礎の基礎がわかる程度でした。私の目的に対しては少し物足りない内容でしたが、業界紹介本としてはこんなものでしょうか。あとは個別の案件で直接ヒアリングするしかないですね。

「イラスト図解 薬局のしくみ」
個人的好奇心からちょっと薬局のしくみを勉強しようと思い、「イラスト図解 薬局のしくみ」という本を借りてきました。
大体1/3くらい読んだでしょうか・・・・。
なんか内容の端々に
 ・薬局って大変なんだよ
 ・薬が多くて最新情報についていくのが大変なんだよ
 ・仕入値と販売値の差がないので利益が出ないよ
 ・もうからないんだよ・・・
 という愚痴がちりばめられているようで、読んでいてイライラします。

 同じような悩みを持った業界は他にだってあるよ!! 本当に営業努力している???
いちいち愚痴を本に書くなんて、同情して欲しいの??診療報酬値上げをしたいと言っているの???

 業界を紹介する本はいくつか読みましたが愚痴だらけの本は初めてです。最後まで読み通せるか(ガマンできるか)微妙なところです。


<イラスト図解>薬局のしくみ

作者: 井手口 直子, 木村 憲洋出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2006/02/09メディア: 単行本



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